監理建築士・・・
建築士の総数は約90万人(一級・二級・木造建築士の総数で死亡した人数は判っていませんが)
世の中にはかなりの人数の建築士がいてます~その中で商売をしていくにはそれなりの努力とリスクがあります・・・
先日お話した建築基準法を満足すると言うお話・・・
今では中間検査(基礎検査、建方検査)を必ず受けないと工事ストップになりますがつい数年前までは違反建築の嵐でした・・・
この嵐の中で生き残っていく為にはリスクを背負ってでも仕事を取らないと生活出来ないような状態でした・・・
建売住宅の場合は売れる間取りを取る為に建蔽率、容積率はお構いなし・・・
屋根裏部屋を大きく取る為に高さもオーバー・・・広いLDKを取る為には耐震壁も邪魔になり・・・
建築物には必ず監理建築士が必要でそんな建物にも監理建築士はいてます・・・
違反建築物と知らずに購入するお客さん・・・当然建築士が監理責任を問われます・・・
売主(不動産屋)も責任は問われますがやっぱり建築士の責任が一番重く賠償金額も高額に・・・
ある人の話では国は建築士の増やしすぎだと・・・(建築士法改正もそのあたりが)
自分(売主)の言うこと(無理難題)を聞いてくれる建築士がいい建築士であるかのように思われ
そのリスクがどこかに出てきます・・・
この建築士が訴えたかったこと・・・今回の事件もそのあたりが根っこには・・・
自分を見失うことなく何事にも誠実に・・・難しいことですが・・・
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